【今回の記事はネタバレがあります。アニメしか見ていない方は閲覧注意でお願いします】
呪術廻戦も死滅回游編に突入しました。各コロニーで術師同士の戦いが始まっています。宿儺と戦いたい者、純粋に殺しを楽しみたい者、仲間を助けたい者、参加している術師もいろいろです。
しかし、読者の中から、死滅回游って何でやってるの?死滅回游のルールが複雑で分からない・・・という意見もチラホラと。
今回は羂索(けんじゃく)が死滅回游を行う目的と死滅回游の攻略法を簡単に説明してみました。お時間のある方はどうぞ~。
・死滅回游の目的
・死滅回游の元ネタ
・死滅回遊はどうやって終わる?
・死滅回游の攻略法
・高専メンバーの死滅回游での目的

死滅回游の目的
死滅回遊とは普通の人間と天元様を同化させる準備
天元様は体を安定させるために星漿体(せいしょうたい)と呼ばれる選ばれし人間と同化します。体を安定させるためには人間なら誰でもいいというわけではありません。
羂索は死滅回游というイベントを起こして、星漿体(せいしょうたい)以外の人間と同化させるための準備を始めました。ちなみに天元様と普通の人間が同化することで何が起きるかは分かりません。
11年前に星漿体との同化に失敗した天元様は、進化して呪霊に近い存在となっています。呪霊に近くなった天元様は羂索の呪霊操術で人類と同化させようと企んでいます。

死滅回游を起こすことで、天元様と人類が同化しやすい準備をしているってことでOK?



その通りです。
なんで術師同士で殺し合ってるの?
死滅回游に参加して19日以内にポイントの変動がないと術式が剥奪されます。作中では術式の剥奪=死ではないかと言われています。
死滅回游に参加して、19日後も生き延びるには、死滅回游に参加している誰かを殺さないといけない・・・というわけです。
※167話でルールが追加され、プレイヤー(術師)同士のポイントの譲渡が可能になりました。ポイント譲渡を受けることで術式の剥奪は無効化されます。
コロニーが10か所ある理由



コロニーが10か所あるのは、宿儺の指を探す目的もあるのかなと。



確かに術師同士で殺し合うのなら、コロニーは1つでいいよね。
メタ的な考察になりますが、2023年には呪術廻戦を芥見先生は終わらせる予定です(多少の延長はあるかもしれませんが)。そうなると、最終話までの大まかなストーリーはできているでしょう。
残り1~2年の連載期間で、宿儺の指を探す話を入れる余裕はないはずです。既に羂索は残りの5本の宿儺の指を集め終わっていると思われます。
10か所のコロニーの話を入れることで既に宿儺の指を回収済みってことにすれば、ページ割かなくて済みますしね。


死滅回游の元ネタ
死滅回游とは回遊性のない魚が海流に乗って、新しい環境で生き残る現象のことです。
例えば、暖かい海域にいた魚が海流で北に流れると普通は寒さでに死にます。ところが稀に厳しい環境で生き残る魚がいます。そういった魚を死滅回游魚といいます。
あえて、厳しい環境を作って、生き残った少数の術師で人類の可能性を探る・・・羂索らしいといえば・・・らしいですね。



術師同士で戦うから、死滅回游が進むと少数の強い術師しか残らないよね。



少数の残った術師を使って羂索は何をしようとしてるの?



そこまではまだ分かりません。ただ、少数の生き残った術師・・・というよりは弱い術師をなぜ入れてるか・・・というほうが気になりますね。
死滅回游はどうやって終わる?
弱い術師がなぜ必要なの?
しかし、生き残った強い術師で何かしたいのなら、鹿紫雲や日車のような強い術師のみで殺し合いをさせればいいのでは・・・?と疑問が出てきます。これなら、長い期間をかける必要がありません。
あえて弱い術師を入れているのは、何故でしょうか?理由は3つほど考えられます。
・死滅回游を一定期間継続させるために、死者の魂が必要?
・死んだ術師の情報を羂索が集めたいから?
・レジイのいう爆弾を落とすのに必要?
死滅回游に参加している術師のレジイは「これは確信だ。強者だけが残った回游に羂索が爆弾を落とし、死滅回游は役割を終える」と述べています。
弱い術師は実験台にされる?
羂索は中国とアメリカにて政府高官と会っています。200話で羂索は呪力=クリーンエネルギーとアメリカ政府高官にプレゼンをしています。おそらく、中国でも同じプレゼンをしているでしょう。



つまり、電力に変わるエネルギー=呪力ってこと?



その通りです。そして、研究のためなら、弱い術師のほうが都合がいいわけです。捕まえやすいですからね。
しかも、200話で呪力というエネルギーは日本が独占していることが判明しました。電力に変わるエネルギーとして呪力は魅力的に映ったでしょう。五条クラスなら1国の電力が賄えると説明されています。
アメリカ軍&中国軍の参戦=爆弾なのか?それとも、文字通り、アメリカか中国が爆弾を落として死滅回游は終わるのか・・・?
どちらにせよ、アメリカ軍&中国軍の参戦で死滅回游は新たな場面になりそうですね。
死滅回游の攻略法について
攻略法はルールの追加
死滅回游の攻略法はルールの追加でしょう。このルールの追加は死滅回游が終わる可能性がない限りOKのようです。つまり、羂索に不利なルールの追加もOKなのです。
では、どういうルールの追加がNGなのでしょうか?いくつか考えてみました。
・ルール追加に必要なポイントを下げる。例えば、50ポイントでルール変更など。
・100ポイントを消費して死滅回游からのリタイアを認める。



ルールの追加が死滅回游の攻略の手段だから、ポイントを下げるというのは認めないだろうね。



ルールの追加回数を増やすことは死滅回游が終了するリスクがあがりますからね。



ポイントの譲渡のように後からルールを追加することで、抜け道を作れるかがカギだね。
羂索に不利なルールの追加とは?
羂索は死滅回游の管理者ではないことが判明しています。では、羂索は死滅回游に参加しているプレイヤーなのでしょうか?おそらく、プレイヤーの可能性が高いです。
死滅回游というプログラム(仕掛け)はそれなりの「縛り」が必要です。羂索が参加しないと死滅回游がスタートしないのでは・・・と予想します。
そこで羂索が不利なルールの追加は、任意のプレイヤーを指定したコロニーに転送できるというルールです。プレイヤーの情報は鹿紫雲によって見れるようにルール追加されています。
鹿紫雲が追加したルールで誰がどのコロニーにいるかは分かるようになりました。
羂索もコロニー外でいろいろと工作している描写があります。もしかしたら、自分が狙われることを踏まえて、うかつにコロニー内に入らないようにしているのかもしれません。


高専メンバーの死滅回游での目的は?
伏黒津美紀の救出
虎杖たちは死滅回游で2つの目的のために動いています。
1つは伏黒恵の姉である津美紀の救出です。津美紀は死滅回游に参加していますが、病院で寝たきりの状態。このままではポイントの変動がないので津美紀は死んでしまいます。
ポイントの譲渡のルールを追加したのは、伏黒津美紀のような一般人を死滅回游から抜けさせるためでした。
五条悟の救出
五条悟は現在、獄門疆(ごくもんきょう)という結界で封印されています。獄門疆の封印を解くには、持ち主である羂索から奪い取るか、死滅回游に参加している術師の来栖華(くるすはな)の協力が必要です。
来栖華の術式は「術式の消滅」。彼女を探して獄門疆の封印を解いてもらうことも虎杖たちのミッションです。



来栖が五条を開放する条件が虎杖を殺すことだから、簡単には話は進まないようだけど・・・



虎杖が死ねば、宿儺の弱体化&五条解放ができますが・・・
伏黒がどうやって止めるかが見ものですね。
来栖は簡単には強力してもらえないようです。そうなると五条をどうやって救出するのでしょうか?実は獄門疆の封印を解く方法は他にもあります。
まとめ
死滅回游の目的&攻略法とは・・・
・死滅回游は天元様と人類を同化させるための準備。
・呪力は電力に変わるエネルギーであり、日本が独占している。次世代エネルギーを巡って、米軍&中国軍の参戦で死滅回游は終わる?
・死滅回游の攻略のカギはルールの追加で既存のルールに抜け穴を作ること。
・高専メンバーの目的は伏黒津美紀と五条悟の救出。
死滅回游編になって、話が複雑になってきました。しかも、各コロニーで話が並行して進むのでより分かりづらくなっています。
虎杖たち高専メンバーは、五条悟と伏黒津美紀の救出に動いているだけなのです。ルールの追加などは、その手段にすぎません。
呪力を巡って、アメリカ軍と中国軍の参戦が決まるようです。これに宿儺が復活すると・・・羂索が望む混沌の世ができますね・・・
死滅回游編になって、話が分かりづらい・・・という話を聞くので、今回の記事を作ってみました。なるべく簡単にしてみましたが・・・・。
今回の記事で呪術廻戦を楽しむキッカケになればウレシイです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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