大人気漫画の呪術廻戦で主人公のよき仲間である伏黒恵。彼は式神を使い敵と戦います。式神を使う術師は伏黒恵だけです。
また、呪いの王である両面宿儺に気に入られています。非常にワガママな両面宿儺が彼のことを気に入っているのは理由があるようですが・・・
今回は伏黒恵(ふしぐろ めぐみ)のキャラ紹介をしていきます。

今回は呪術廻戦のネタバレを一部含みますのでご注意ください。
・伏黒恵のプロフィール
・伏黒恵の術式
・伏黒恵が式神を召喚できる理由
・伏黒恵の領域展開
・両面宿儺との関係
伏黒恵とは?
プロフィール
年齢 15歳 | |
生年月日 12月22日 | |
出身地 埼玉県 | |
身長 175cm(成長中) | |
術師等級 2級術師 | |
術式 式神召喚 | |
趣味 読書 | |
特技 なし | |
家族構成 姉が1人 |
性格
一見、クールに見えますが、『少しでも多くの善人が平等を享受できる様に 俺は不平等に人を助ける』という信念を持つ。とても熱い心の持ち主です。
両面宿儺の指を食べてしまった虎杖悠仁を助けようと、五条悟へ必死に頼み込んだりしています。
とても良いやつなのです。
しかし、伏黒恵の信念は、虎杖悠仁の「できるだけ多くの人を助ける」という信念と度々ぶつかります。



全ての人を助けるのが果たしていいことなのか?例えば、助ける必要が無い人(例えば悪人)を助けるの?と伏黒は虎杖に詰め寄る場面も・・・


家族
姉の津美紀(つみき)が1人いるのみです。両親はいません。
両親は伏黒恵が小学校1年生のときに2人とも蒸発しました。
ここで疑問に浮かぶのは両親がいないのに、なぜ伏黒恵姉弟は生活できていたのか・・・という点です。
食費とか光熱費とか・・・蒸発した両親がお金残すわけないですよね・・・
それは五条悟が保護していたからです。もちろん、五条悟が伏黒恵を保護していたのは理由があります。



五条悟が伏黒恵を子どものころから保護していたという部分は、ストーリーで重要な伏線になっています。
姉の津美紀と伏黒恵は仲が良かったのですが、津美紀が中学卒業して間もなく、呪いによって寝たきりになってしまいます。
誰よりも善人であった姉が、どうしてこんな目に合わなければならない・・・世の中は平等ではないのか・・・?
伏黒恵の信念 『少しでも多くの善人が平等を享受できる様に 俺は不平等に人を助ける』 というのは、姉の影響が強く出ているようです。
そして姉の呪いを解くために呪術師として活動することを決めたのでした。



もしかしたら、姉が普通に高校生だったら、伏黒恵はここまで優秀な呪術師にならなかったかもね。
しかし、こうしてみると親子そっくりですね・・・コミック9巻で五条悟が恵少年を見て「オヤジそっくりやん」とドン引きしたシーンは笑えましたw
伏黒恵の強さ
伏黒恵が式神使いである理由
伏黒恵は式神を呼ぶ術式「十種影法術」(とくさのかげぼうじゅつ)を使います。
ちなみにこの術式は禪院家相伝(ぜんいんけそうでん)の術式です。簡単にいうと禪院家専用のレアな術式なのです。
禪院家というのは呪術界の中でも御三家と呼ばれる名門の一族です。呪術界でかなりの権力を持っています。
呪術界の御三家は禪院家(先祖は不明)、五条家(菅原道真が先祖)、加茂家(安倍晴明の師、賀茂忠行がモデル)です。禪院家の先祖は不明ですが、五条家と加茂家の先祖が大物呪術師であるため、相応の人物が先祖であると予想されます。



なぜ、伏黒家の人が禪院家の術式を使えるの?
それは父である伏黒甚爾(ふしぐろ とうじ)が、元々は禪院家の人間だったからです。
禪院甚爾 (ぜんいん とうじ)は結婚して伏黒と名字を変えました。伏黒恵はそのときできた息子です。
式神を召喚するにはどうしたらいいの?
手で影絵を作り召喚します。同時に呼ぶことは2体までです。強い式神を呼ぶときは1体しか呼べません。
式神とは、伏黒恵と共に戦う仲間(モンスター)のようなものです。アニメのポケモンやゲームの女神転生シリーズに出てくる主人公と戦うキャラと思ってください。
強い式神を使うには調伏(ちょうふく)せねばなりません。式神と戦って勝たないといけないのです。式神は自分より弱い術師の仲間(仲魔?)にはなりません。



それなら五条先生と一緒に戦って、式神を全部コンプすればいいのでは?



伏黒恵1人で戦わないと式神は調伏したことにはなりません。複数で戦って式神に勝った場合は無効となります。
式神召喚は調伏しないと仲間として使えませんが、敵との相打ち目的でワザと強い式神を召喚することも可能です。もちろんこの場合、伏黒恵は死亡しますが・・・。
十種影法術という名前の通り、式神は全部で10種類います。



式神は敵に破壊されると召喚できなくなりますが、能力は他の式神に引き継がれます。


式神はどんなのがいるの?
玉犬 白・黒
最初に術師に与えられる犬の式神です。白・黒の2種類います。戦闘としても使え、嗅覚に優れているので呪霊の探知や自分たちが通ってきた道を覚えさせることもできます。
鵺(ぬえ)
仮面をつけた鳥型の式神です。空を飛べるので移動手段や偵察にも使え、呪力をまとった攻撃もできます。



玉犬にモフモフされてみたいですね。他の式神も早く見てみたいです。



強い式神もいいですが、可愛い(?)式神も出てきますよ。
詳しくは本編で見ましょう。
八握剣異戒神将魔虚羅(やつかのつるぎ いかいしんしょうまこら)
最強の式神です。元ネタは仏教十二神将の摩虎羅(まこら)より。
歴代の式神使いで調伏出来た者はいない式神です。伏黒恵の相打ち目的で召喚されました。
その強さは一言で言えばチートです。両面宿儺に「最強の後出しジャンケン」と言わしめるほど。
・一度食らった攻撃は次から耐性を持つ。ただし、攻撃が通らないわけではない。
・相手を分析し、有効な攻撃を使える。例えば、呪力で攻撃が通らない場合は、反転術式(反対の属性攻撃)に変更するなど。
・即座に体力が回復する。



これって、どうやって倒すの?



魔虚羅が知らない初見の技で倒すしかないです。
並みの威力では倒せないので、高火力が必須条件ですね。



簡単に言うけど、それって無理じゃない?



五条悟か両面宿儺クラスでないと 魔虚羅 は倒せないでしょうね。
150話時点の伏黒恵の実力は1級上位の実力は持っています。しかし、 摩虎羅を調伏するほどの高火力な技は持っていません。
そうなってくると、 摩虎羅を一度は倒した両面宿儺と取引をして 摩虎羅の倒し方のヒントをもらうことは十分にありえます。しかも伏黒恵は蘇生の式神という両面宿儺が欲しいカードをもっていますからね・・・。
唐突に両面宿儺が現れて摩虎羅を撃破したシーンには違和感を覚えたのですが、ヒントを教えてもらうという伏線なら十分にありですね。
十種影法術(とくさのかげぼうじゅつ)の元ネタは?
史書に登場する「十種神宝(とくさのかんだから)」がモデル。
十種神宝は、鏡2種、剣1種、玉(勾玉)4種、比札(スカーフのようなもの)3種からなる10種類の宝物です。
十種神宝は紋章がそれぞれあり、式神の体の一部にも刻まれています。例えば、玉犬は額に十種神宝の紋章が刻まれています。公式Twitterから画像を借りてきました。確かに玉犬の額に三角の紋章が刻まれていますよね。
式神が登場したシーンで、どこに十種神宝の紋章が刻まれているかチェックしてみるのも面白いかもしれません。



鳥の式神、鵺(ぬえ)の紋章は仮面の下に隠されていると予想します。
領域展開 嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)とは?
伏黒恵は成長すると領域展開を覚えます。伏黒恵の領域展開の名前は嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)といいます。
領域展開中は地面を液状の影の波で覆い、その影の波が呪力の塊となり伏黒恵をサポートします。通常、式神は1体しか召喚できないのですが、領域展開中は無制限に何体でも召喚可能です。
この領域展開はまだ不完全のため、使う場面は限られてしまうのがデメリットです。



式神を無制限に召喚って・・・つまり、強い式神も無制限に呼べるってこと?



領域展開中のみとはいえ、強い式神を複数呼べるのは手数も増えますからね。敵からすれば、たまらないでしょうね。



つまり、領域展開中なら、 魔虚羅 (まこら)を複数召喚も可能ってこと?



魔虚羅を調伏することが条件になりますけどね。魔虚羅 の複数召喚・・・見れるかもしれませんよ。
ちなみに領域展開 嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい) はコミックス7巻で登場します。
虎杖悠仁の急成長に焦った伏黒恵は、五条悟に特訓を志願しますが、特訓中に「死んでも勝つ、と死ぬ気で勝つ、は違うよ」と諭されます。伏黒恵の領域展開ができるまでの心の葛藤シーンは見どころですよ。
両面宿儺(りょうめんすくな)との関係
両面宿儺は伏黒恵の成長を期待しているようです。しかも、虎杖悠仁の体を使って伏黒恵のピンチを助ける場面もあります。
呪いの王である両面宿儺が人助けをすることは絶対にありえません。伏黒恵が成長して、高位の式神を召喚できるようになることを期待しているようなのですが・・・?



要するにまだ調伏できていないけど、式神の中に両面宿儺の復活に必要なのがいるってこと?



間違いないでしょう。両面宿儺が指を20本集めても、呪力が復活するだけで宿儺の肉体が復活するわけではありませんからね。



伏黒恵に昔の自分の肉体を復活させるってこと?



そう考えると両面宿儺が虎杖悠仁から強引に肉体を奪わなくなったのも納得がいきます。
そして、伏黒恵が領域展開 嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)を覚えたときに両面宿儺が「いい。これでいい」とニヤリと笑いながら発言しています。
蘇生ができる高位の式神と、領域展開 嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい) が両面宿儺の完全復活に必要のは間違いないでしょう。
まとめ
伏黒恵とは・・・
・一見、冷たく見えるが、実は姉思いで心の熱い人。
・式神を召喚できるのは、父が御三家である禪院家(ぜんいんけ)の一族だったから。
・両親が蒸発した後、五条悟に保護されていた。
・式神は全部で10種類いるが、高位の式神を調伏(ちょうふく)するには式神と戦って勝たないといけない。
・ 領域展開 嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい) は領域展開中なら無制限に式神を呼べるチート技。
・両面宿儺は全盛期の肉体と魂を手に入れるために、伏黒恵の成長を待っている?
こうしてみると、1年生で2級術師ってかなり優等生ですよね・・・しかも、単独任務許されてるし。
個人的には死んでほしくないキャラですよねぇ。まぁ、両面宿儺の完全復活に関係があるキャラなので、両面宿儺の完全復活までは死亡する予定はなさそうですが・・・
多分、伏黒恵が全ての式神を調伏→姉を人質に両面宿儺の完全復活を強要される→両面宿儺完全復活・・・という流れじゃないかなぁと。
蘇生の式神の情報が出てないので、推測の域になりますが・・・蘇生能力もドラゴンボールみたいに複数生き返らせることが可能なのか、それとも1人だけなのかでストーリーも変わってきますよね。
もしかしたら、ワンピースのトラファルガー・ローのオペオペの実のように代償を払う設定かも?
例えば、蘇生できる代わりに自分は死んでしまうという縛り(?)あるかもしれません。そうでないと無制限に蘇生できますしねぇ・・・。
領域展開 嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい) 発動すれば蘇生の式神を複数召喚できます。両面宿儺はこの展開を狙っているんですが、そうなると複数の人を生き返らせることが可能・・・とも考えられます。
芥見先生は「伏黒恵のラストは決まっている」と公式ファンブックで発言されています。
わざわざ、公式ファンブックで発言するからには何か意味はありそうですが・・・。最後まで生き残ってほしいキャラです。
伏黒恵の名前の元ネタは「フシグロセンノウ」という花からです。この「フシグロセンノウ」という植物の花言葉なのですが・・・そのうちの1つに「転機」というワードがありました。
この花言葉が伏黒恵のラストに関係あるのか、それとも・・・?
ちなみに花言葉は複数あるので、一番関係あるのをチョイスしてみました。フシグロセンノウの他の花言葉は「恋のときめき、機転」などです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。


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