【今回の記事はネタバレがあります。アニメしか見ていない方は閲覧注意でお願いします】
主人公の虎杖悠仁の相棒である伏黒恵。元々、彼は原因不明の病になった姉の津美紀を助けるために呪術師になりました。
そして、少年院の事件の時に両面宿儺と出会い、異常に気に入られます。それには理由はあるのですが・・・。
今回は伏黒恵に関する未回収伏線について記事にしました。お時間のある方はどうぞ~。
・伏黒が調伏していない式神の情報
・伏黒が式神とは別に覚えそうな新たな能力
・伏黒の家族関連の情報
・伏黒と天使の関係
宿儺と蘇生の式神について
残る2体の式神は蘇生関連のようだが・・・

蘇生の式神って・・・伏黒がまだ未調伏の式神の中にあるってこと?



今まで出た式神は8体だから、残り2体が蘇生関連の式神ってことね。



その通りです。
伏黒の術式である十種影法術(とくさのかげほうじゅつ)。元ネタは十種神宝(とくさのかんだから)からです。
十種神宝とは神話の時代にあった霊力を宿した財宝です。その中で死返玉(まかる・かへしのたま)というのがあります。
この死返玉が元ネタで蘇生の式神が出てくるのでは・・・?とネットでは考察されています。
宿儺が伏黒に異常なほど気に入っているのは、伏黒が蘇生の式神を持っているからです。おそらく、宿儺は1,000年前に十種影法術の使い手と会っているか、羂索(けんじゃく)から情報を聞いているはずです。


蘇生の対象は何人?



蘇生の対象って1人じゃないの?



ドラゴンボールのように多数の蘇生が可能な場合もあります。
蘇生の対象は複数可能と思われます。
伏黒が領域展開の嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)を使えば、領域展開中は複数の式神を召喚可能です。つまり、領域展開中なら蘇生の式神を複数召喚すれば、複数の死者を生き返らせることができます。
宿儺は完全復活したら、伏黒を殺す?
おそらく、宿儺は完全復活したら、伏黒を殺すでしょう。根拠は渋谷事変での宿儺 VS 魔虚羅(まこら)戦でのセリフ。この時、宿儺は「・・・味見、といった所だな」と言っています。



伏黒が敵との相打ち目的で魔虚羅を召喚して、宿儺が魔虚羅と戦うシーンだね。



味見っていうのは、宿儺自身のウォーミングアップって意味じゃないの?
宿儺自身、料理に例えるセリフ多いじゃん。



ウォーミングアップなら、その前の漏瑚(じょうご)戦で味見・・・と言うなら分かるんですが・・・
宿儺は自分が完全復活した後に、伏黒から魔虚羅召喚&領域展開されても、勝てる見込みがあるかどうかをテストしていたのではないでしょうか?
そう考えると、「・・・味見、といった所だな」というセリフは後々、伏黒を宿儺が殺す伏線ではないかと。
伏黒が反転術式を覚える可能性が?



伏黒が反転術式を覚える伏線とかあったっけ?



伏黒の領域展開時の仏印(指のポーズ)が伏線かもしれません。
伏黒の領域展開時の仏印は薬師如来(やくしにょらい)。病気を治す神様です。領域展開時の仏印(指のポーズ)は神様と関係があります。
たとえば、五条悟の仏印は帝釈天(たいしゃくてん、戦争の神様)、宿儺の仏印は閻魔大王です。
となると、伏黒の仏印である薬師如来は、先ほど説明した通り病気を治す神様。反転術式を覚える可能性が出てきました。
術式は1人1種類しか覚えることはできないのですが、反転術式は呪力のコントロール方法なので、後から覚えることは可能です。



伏黒の仏印が薬師如来なのはわかったけど、蘇生の式神を持ってるからじゃないの?



伏黒が反転術式を覚える理由は他にもあります。
現在、高専メンバーで他人に反転術式が使えるのは、家入と乙骨の2名。しかし、この2人でも腕を欠損した東堂や狗巻を治すことはできません。
死滅回遊編になって、領域展開のバトルが増えました。領域展開は両腕を必ず使います。言い方を変えれば、片手では領域展開はできません。つまり、高専メンバーは腕が欠ければ領域展開を撃つことが出来ません。
しかし、羂索や宿儺は腕が欠けても反転術式で簡単に復元できます。ただでさえ、実力差があるのに高専メンバーに回復役がいないと厳しい展開になりそうです。
メタ的な考察になりますが、伏黒が宿儺クラスの高度な反転術式を覚えることで、敵・味方のパワーバランスがとれるのではないでしょうか?


家族関連の伏線
なぜ津美紀が病に倒れた?
姉の津美紀は2年前から入院しています。136話にて、死滅回遊に津美紀が参加させられていることが判明しました。死滅回遊に参加したということは、過去に津美紀は羂索と接触があったことになります。
原因不明の病で入院している津美紀ですが、2年前に羂索からマーキング(呪い)されていたことが関係しているようです。



なんで羂索は津美紀を死滅回遊に参加させたの?



姉を人質にするためではないでしょうか?



羂索は津美紀を人質にして何をさせたいの?



それはまだ不明ですが・・・
考えられるとしたら、宿儺を確実に生き返らせるためかなと。確かに伏黒は蘇生の式神をいずれ調伏するでしょう。しかし、伏黒が宿儺を生き返らせることを拒否する可能性があります。
津美紀を人質を取ってでも伏黒に宿儺を生き返らせる理由は、宿儺が呪物になるときに羂索と縛りを結んでいるのではないかと。例えば、呪物になる代償として必ず復活させるという縛りとか。
父の甚爾について
父の甚爾が既に死んでいることを息子の恵は知りません。というか、意図的に芥見先生が恵に父の情報を教えないようにしているのでは・・・?。根拠は以下の3点です。
・恵が小学生のときに五条が甚爾は自分が殺した・・・と話そうとしたら、恵に話をさえぎられた。
・渋谷事変で甚爾は降霊術で一時的に生き返る。一緒にいた禪院直毘人は甚爾と気づいていたが、恵に父のことを伝えずに直毘人は死亡する。
・甚爾が死亡していることを知っている人物で、恵に話しそうなのは五条だけだが、五条本人は獄門疆に封印されている。
190話時点で甚爾が死亡していることを知っているのは、五条、羂索、天元様の3人だけです。可能性ですが、津美紀も知っているかも?。他に甚爾が死亡したことを知っていた禪院家は壊滅状態で、夏油も死亡しています。
甚爾の死を知ってるのが、五条、羂索、天元様の超重要人物だけっていうのも、なんかひっかかりますよね・・・?



恵は父の死のことを知らないまま終わる可能性があるんじゃないの?



BSフジ番組の漫道コバヤシ内で芥見先生は「五条が伏黒恵に甚爾のことを告げる」と答えています。



でも、それって甚爾を殺したのは自分って言うことだよね。
わざわざ、インタビューで甚爾の死のことを答えるくらいなので、物語の終盤にこの話が絡んでくるのは間違いないでしょう。
そうなると、五条が恵に伝えるタイミングは・・・となるのですが、獄門疆から五条が解放された後になります。事実を知った恵はどうなるのか・・・?、高専メンバーの敵になる展開は無いと思いますが・・・。
天使こと来栖華との関係
死滅回遊編で登場した天使。彼女が借りている肉体は来栖華(くるす はな)といいます。
199話で伏黒と来栖は合流して会話を始めます。どうも、来栖華は伏黒と面識があるようなのですが・・・?



伏黒のほうは来栖のことは知らないみたいだね。



中学時代の同級生だった・・・という可能性はあります。
しかも、来栖は伏黒に特別な感情を抱いている様子。伏黒のことを「運命の人」と呼んでいるあたりが・・・
天使はある条件で獄門疆を解除するといいました。その条件とは堕天という泳者(宿儺)を殺すのに協力すること。199話時点で宿儺=堕天と知ってるのは虎杖のみ。
このままだと虎杖が自分の命と引き換えでいいのなら・・・となりかねません。伏黒は来栖に別の条件を持ち掛けるのでしょうか?
まとめ
伏黒恵の未回収伏線について・・・
・伏黒が蘇生の式神を調伏することは、ほぼ確定。宿儺は完全復活後に伏黒を殺す?
・伏黒が高度な反転術式を覚えることで、東堂や狗巻などのメンバーも戦線に復活するかも?
・姉の津美紀は羂索に人質にされている。また、甚爾の死を恵は知らない点が終盤の話に影響があるかも?
・天使こと来栖華は伏黒の中学時代の同級生(後輩)?伏黒のことを運命の人と呼んでいるが・・・?
こうして見ると、伏黒が終盤のキーマンであることは間違いないですよねぇ。姉の津美紀が人質に取られているので、高専メンバーを裏切る可能性もあるし。
宿儺を復活させた後は死亡フラグ立ってるし、終盤に伏黒がどうなるかが予想が全くできません。個人的には最後まで生き残って欲しいですけどねぇ。
今回の記事で呪術廻戦が面白くなるキッカケになればウレシイです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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